教科の取り組み

Subject
英語科
国語科
社会科
理 科
数学科

城学園ならではの
各教科学びプラン
先生からのメッセージ

英語科

2年副担任 今 梓織 先生
バドミントン部顧問

習熟度別少人数クラスで英語の要となる「論理・表現」を学び
定期的な英単語テストやコンテストで英語力の向上を図る。

1、2年次の目標は基礎学力の定着です。英語の要となる「論理・表現」の授業では3年間習熟度別の少人数クラスで生徒一人ひとりのレベルに合った学習をしていきます。
「論理・表現」の授業は日本人の先生が教える授業とネイティブの先生による授業に分かれており、より実践的な英語力を身につけることができます。また「英語コミュニケーション(Ⅰ~Ⅲ)」では英文読解や異文化理解の授業を行います。3年次では主に大学受験用のテキストを用いて入試に対応できる力を養っています。週に2回、朝に英単語テストを実施し、年に一度は全員で英検を受験、そして学期ごとには英単語コンテストを行うことで英語力の向上を図っています。

Teacher Message

「英語はスポーツ」だとよく言われます。単語には意味があり、発音や文法というルールがあります。ただ覚えれば良いのではなく、耳で聞き、声を出し、頭で考えることが必要です。英語が苦手と感じる人は多くいると思いますが、何度間違えても大丈夫です。一緒に頑張りましょう!言いたいことを英語で伝えることができたときや、英語の文章を理解できるようになった達成感はきっと自信につながります。

国語科

3学年担任 石井 雄一郎 先生
バドミントン部顧問/水泳部顧問

1年次は問題意識の育成と国語の総合的な土台を養成し、
2年次以降は各領域におけるより深い理解を促す。

国語とは、現代社会の中でより豊かな人生を歩むために学ぶものだと私たちは考えます。1年次は、「現代の国語」において評論から、「言語文化」において小説から、それぞれ問題意識を育てると同時に、「言語文化」において古文や漢文にも触れることで、国語の総合的な土台を養成していきます。2年次以降は1年次に「言語文化」として同じ科目になっていた小説と古典を「文学国語」と「古典探求」に分けることで、各領域においてより深い理解を促します。また、学校オリジナルの読書ノートを使用して読書習慣の定着を図ったり、俳句大賞への応募や全校百人一首大会を実施したりなど、様々なことにチャレンジしてもらいます。

Teacher Message

他人との関係性が多様化していると言われる現代で、私たちは自分に関係があることとそうでないことを無意識のうちに選別しているようです。世界で起きていることを自分のこととして捉え、問題意識を持つこと。その上で、特定の立場や論理に縛られずにものごとを考えていくこと。その力を身につけるのが現代文を学ぶ意義であり、これからの私たちの責任だと考えています。

社会科

3学年担任 井坂 俊秀 先生
ソフトテニス部顧問

社会が抱える様々な課題を自分の手元まで引き寄せて考え、
思考力・判断力・表現力を養うことで新たな扉を開く。

1年次は、新設科目『公共』で基礎的な知識を身に着け、ディスカッションを含むテーマ学習へと発展させていきます。2年次は、近現代史を中心とする『歴史総合』を学び、世界と日本の繋がりを大きな流れの中で把握します。3年次はGIS(地理情報システム)や防災などを含む『地理総合』を共通で学びますが、文系コースは『世界史探求』『日本史探求』『政治・経済』から1科目を選択してみっちりと学習します。カリキュラム以外でも、進学課外講習や授業動画の配信など大学受験へのフォローアップ体制は万全です。必ずしも正解があるとは限らない諸問題を、主体的に考え、判断・行動できる人物へと成長することが目標です。

Teacher Message

社会科は全て連動した教科です。「過去を学ぶこと(歴史)で現代や未来を考えていく(公共、政治、経済)」これこそが社会科の醍醐味です。
「なせそうなったのか」を考えるには、当時の生活や環境、そして「地理」的条件などを学ぶことが大事になります。本校の社会科の授業を通して、一方的な見方ではなく、多面的な見方ができるようにし、自分の意見を持ち、発信していく能力を身に付けていけるように指導していきます。

理科

1学年担任 阿部 夏五斗 先生
バスケットボール部顧問/理科部顧問

日常生活と関連付けながら、調べ、創り上げ、表現する力を伸ばし、理科的な考え方の素養を身につけ、新発見への想いを膨らませる。

1年次の「科学と人間生活」では日常生活と関連付けながら、知識や考え方だけでなく、「自分で調べる力」「協力して創り上げる力」「表現する力」を身につける授業計画となっています。2年次以降は「物理分野」「化学分野」「生物分野」の専門分野に分かれ、自然現象を『観察する力』『考察する力』を養うことに重点を置き、「仮説⇒実験⇒理論化」という科学の基本的な手法に沿って展開します。実験では観察できないような現象についてICT教材を用い視覚的にとらえる機会を増やすことで、『観察』『考察』の実践を行うことができます。その後、基本問題から入試問題まで演習量をしっかりと確保することで、受験に対応できる能力を身につけます。

Teacher Message

「動物はどうして酸素を吸うの?」など当たり前の現象に疑問を持ったことはありますか?理科の面白さは、日常に溢れる現象を「なるほど!そういう仕組みだったのか!」と理解する瞬間だと思います。つまり、理科で一番大切な教材は皆さんの「なぜ?どうして?」です。
教科書だけではなく、生徒の好奇心を大切に、ICTを利用した調べ学習やプレゼンテーションにも取り組みます。みなさんの疑問をお待ちしております。

数学科

1学年副担任 齋藤 智之 先生
ソフトテニス部顧問/剣道部顧問

一人ひとりが“なぜ”に問題解決的に取り組み
読解力、論証力、表現力を重視して論理的思考を身につける。

2022年度からの新課程では数学的に考える資質、能力の育成がテーマとなりますが本校の数学の授業では特に読解力(問題を読み解く力)、論証力(問題を分析し解決する力)、表現力(図や表、数式を用いて表現する力)を重視しています。ただ公式を暗記して問題を解くのではなく、なぜその公式が成り立つのか、なぜその公式を使うのかなどを一人ひとりが考え、問題解決的に進めていくことで、論理的に考える力が身についていきます。さらに本校ではオリジナルの予習動画を用意してあり、授業ではアウトプット中心の反転授業となりますが、生徒一人ひとりのレベルに合った習熟度別授業により数学を苦手とする生徒のフォローも行っています。

Teacher Message

「なぜそうなるのか?」と考えられるようになると、自然に公式も身に付いていき、数学という学問が面白くなっていくと思います。中学時代までは数学が苦手であった人でも、授業を受けていくうちに得意になっていく人も少なくありません。
錦城学園では、生徒が自分で思考し、結論を導き出すような授業を行なっています。もちろん間違えてしまう場合もあるとは思いますが、自信を持って回答を出せるよう、サポートしていきます。

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