学校長から皆様へ

　創立以来145年の歴史と伝統を持つ錦城学園は、「国際社会に通用する人間づくり」と「実学の徹底」を建学の精神として1880年(明治13年)にその礎を築きました。
教育目標に、「知育・徳育・体育の均衡のとれた人間を育てる」「誠実で努力を継続できる人間を育てる」「広い視野を持ち深い教養を身につけた人間を育てる」の三つを掲げ、これまで数多くの優れた人材を社会に送り出してきました。
　錦城学園では、それぞれが自らの個性と能力を磨き、よりよい進路を模索していく中で、難関大学への進学を目指す生徒が増えています。高い目標に向かって努力を重ね、夢を実現することは、大変素晴らしいことです。
しかし、それだけではなく、学校というものは、学業を根幹としながらも、授業・クラブ活動・行事など、日々の学校生活における人と人とのつながりを通じての人間形成の場だと考えております。
　一人ひとりが、バランスのよいたくましい大人に成長し、自分の夢を実現することができるよう、錦城学園は全力で生徒に向き合い続けます。

校長　及川 勝義